
【費用対効果アップ!】展示会のノベルティ戦略|“できる企業”がやっているフェーズ別の活用法とは?
最終更新日:2025.07.17
ノベルティで“本当に”効果を出したい企業様は必見!
展示会で集客や商談化を実現するには、
誘引・接点強化・関係構築の3フェーズに合わせたノベルティの使い分けがカギ。費用対効果を最大化し、結果につなげている企業が実践する“戦略型ノベルティ活用法”を、おすすめ商品や活用ケースとともにご紹介します。
はじめに:ノベルティは「成果を生む戦略ツール」へ

ノベルティは、来場者への単なるおまけやサービスではなく、
誘引・接点強化・関係構築という3つのステップを支える重要なマーケティングツールです。
通行者の足を止める“誘引”、名刺交換やアンケート回収につなげる
“接点強化”、展示会後の商談化・フォローアップによる
“関係構築”。
このフェーズごとの目的に応じてノベルティを設計すれば、配布物が
“戦略的施策”へと変わります。
「予算を無駄にせず、確かな成果を得たい」「ノベルティの費用対効果を可視化したい」――そんな企業様にこそご活用いただきたいアプローチです。
ノベルティ活用は“3つのタイミング”で考える

ノベルティは「とりあえず配る」ものではなく、 いつ・誰に・何の目的で渡すかを明確にした上で設計することが、展示会で成果を出すためのポイントです。その鍵となるのが、以下の3つのフェーズです。
種類 | シーン | おすすめアイテム |
---|---|---|
誘引ノベルティ | 自社ブースへの誘引 | お菓子、不織布バッグ、ウェットティッシュ |
特典ノベルティ | アンケート回答や名刺交換のお礼 | 文具、モバイルグッズ |
フォローアップノベルティ | 展示会後の送付用や資料請求のお礼 | タオル、ドリンクウェア |
このように、フェーズごとに“目的”と“期待する行動”を設定し、それに応じたノベルティを選ぶことで、単なる配布物がマーケティング施策として機能します。 販促スタイルでは、資料入れの不織布バッグや、展示会で高い効果を発揮する以下のノベルティを一括で簡単に制作できます。
\ おすすめの展示会向けノベルティ /
フェーズ1:誘引ノベルティ ~足を止めてもらう第一印象づくり~

目的
通行中の参加者に興味を抱かせ、
ブースに立ち寄ってもらったり、QRコードを読み取るキッカケづくりにする。
おすすめノベルティ
• お菓子:受け取りやすく、会話の導線にもなる。
森永製菓など有名ブランドのお菓子が人気。
• 不織布バッグ:会場内で使われることで企業ロゴや社名の露出を獲得。
• ウェットティッシュなど有名ブランドのお菓子が人気。
ポイント
• 視認性の高いデザインで色とロゴを工夫し注目を集める。
• 配布しやすさも重視し、スタッフがすぐ渡せる量と形式を選ぶ。
• 会話のきっかけに「おひとつどうぞ」の一声が接点の第一歩に。
成果を出す企業ほど、誘引ノベルティで“まずは数を稼ぐ”ことを重視しています。
通行者の興味を引き、立ち寄ってもらう人数を最大化することで、その後の接点強化・商談化につながる母数を増やすことができます。
フェーズ2:特典ノベルティ ~情報取得と接点強化の鍵~

目的
アンケート回答や名刺交換など、具体的な情報取得のタイミングで渡すノベルティ
感謝の気持ちを伝えると同時に、来場者に「印象に残る接点」をつくることが目的。
おすすめノベルティ
• 文具:日常使いされやすいアイテムは記憶に残りやすく、長期的なブランド接触に。PUやレザー素材など高見えするアイテムを選ぶのがポイント。
• モバイル・PCグッズ:業務での使用頻度が高く、受け取る側にとって“使えるノベルティ”として好印象。
• 季節のアイテム:夏はハンディファン、冬にはカイロなど、季節に合った“気遣い”として印象に残りやすい。
ポイント
• 実用性重視:長く使われるものほど企業の印象が残ります。
• 会話のきっかけになる設計:ユニークかつもらって嬉しいアイテムは商談への導線になります。
• 品質で信頼感を演出:安価すぎる印象は避け、自社のブランドに合う品質を選ぶことが重要です。
フェーズ3:フォローアップノベルティ ~記憶に残り、継続的価値を提供~

目的
展示会後の来場者に企業を再認知させ、再接点や商談化へとつなげるのが目的。名刺交換や資料請求で終わった相手に、継続的な関心と信頼感を促します。
おすすめノベルティ
• 文具:付箋やボールペンであればDMに同封することも可能。メタル素材やレザー素材など品質にこだわるのがコツです。
• タオル:訪問粗品として定番のアイテム。箱付きで好印象を与えられる
今治タオルが人気です。
• ドリンクウェア:上質感のあるノベルティで、特別な印象を残せます。
ポイント
タイミングは展示会後1~2週間以内を目安に送付し記憶を活性化。
メッセージ+名入れで特別感を強調。
次のアクションを促すための仕掛けとしてQRコードや案内カードを同封し誘導。
展示会で得た名刺や資料請求の情報をもとに、展示会終了後1〜2週間以内にタイミングよく印象に残るアイテムを送付し、再認知と信頼感の再構築を図る。ここまで踏み込めば、多くの企業がやりきれていない“フォロー施策”において、確実に一歩リードできます。
他社が対応を止めるタイミングこそが、差がつくチャンスです。
効果的なノベルティ配布の想定ケース
ケース1:高単価商材を扱う企業の戦略
【誘引】ロゴ入り不織布バッグで自然なブース誘導
資料を持ち歩くために便利な不織布バッグを、通行中の来場者に配布。使い勝手のよさとロゴの視認性によって、参加者の興味を引きやすく、ブースに立ち寄る流れをつくる一因となります。
【特典】アンケート回答者へレザー製の付箋を進呈
高級感のあるレザーアイテムを用意し、アンケート回答と引き換えで手渡し。実用性のあるアイテムで印象に残りやすく、使用時に自然と自社名が視界に入るよう工夫されました。
【フォローアップ】訪問商談時に今治タオルを活用
展示会後にアポイントを設定した顧客に対して、名入れの今治タオルを持参。感謝の気持ちとともに品質へのこだわりも伝えられ、関係深化のコミュニケーション材料となりました。
→ 顧客単価が高く信頼感が重視される業態では、各フェーズで「丁寧な印象と実用性」の両立が効果的に働きます。
ケース2:情報収集型の展示会に出展したIT系企業
【誘引】個包装お菓子×QRコードでライトな接点を創出
気軽に手に取ってもらえるお菓子のパッケージに、自社LPへのQRコードを印刷。アイキャッチと自然なオンライン導線を両立し、展示会場からWebへの導入を図る設計です。
【特典】名刺交換者にスマホスタンドを配布
対話後の名刺交換をきっかけに、ロゴ入りのスマホスタンドを手渡し。実用性のあるアイテムで、企業名の記憶定着と好印象の醸成を意図しています。
【フォローアップ】御礼DMにロゴ入り付箋を同封
展示会終了後、名刺交換をした来場者に御礼DMを送付。ロゴ入りの付箋を同封し、デスク周りでの長期的な接点維持を意識した設計となっています。
→ 会話のきっかけは軽く、フォローアップで継続接触を狙う構成は、情報収集中心の展示会に適した施策となります。
まとめ:成果につながるノベルティ戦略の流れ
展示会ノベルティは「何を配るか」ではなく、「いつ、誰に、どんな目的で渡すか」が成果のカギです。フェーズ別に戦略を立て、誘引→接点強化→関係深化の流れを作ることで、単なる配布から“結果につながるマーケ施策”へと進化します。
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