トートバッグの種類と特徴について徹底解説!自分に合った選び方は?
最終更新日:2024.11.07
トートバッグといえば定番人気グッズの一つ。普段使いからサブバッグ、ちょっとしたギフトまであらゆるシーンに対応できる便利グッズとして、年齢・性別問わず多くの方から愛されています。
ただトートバッグと一口にいっても、その種類は豊富です。多彩な生地やデザインで作られており、どれを選ぶか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、トートバッグの基礎知識とおすすめの素材を解説します。選ぶ際の基準となる要チェックポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
トートバッグ基礎知識
はじめに、トートバッグの定義や特徴をみていきましょう。
トートバッグとは
「トートバッグ」とは、持ち手が付いたカバンの総称です。種類が豊富で、サイズ・フォルムのほか、さまざまな素材を用いて作られています。組み合わせ次第で、オリジナリティが演出できるでしょう。
トートバッグの詳細は、こちらの記事で紹介していますので、ぜひ併せてチェックしてください。
特徴
一般的に、トートバッグは持ち手が2つで、大きな間口が上部についている袋状のフォルムとなっています。その主な特徴は次の3つです。
● 収納力と機能性
● シンプルなデザイン
● 素材やサイズの種類が豊富
収納力と機能性
トートバッグの最大の特徴は、抜群の収納力。たくさんのモノが入れられるだけではなく、間口が広いため出し入れもしやすくなっています。手提げのほか、持ち手の長さによっては肩かけも可能で、機能性もバッチリです。
シンプルなデザイン
トートバッグは、ほかの種類のカバン類と比べてデザインがシンプルな傾向にあります。どのようなシーン・コーディネートにも合わせやすく、流行にも左右されません。
素材やサイズの種類が豊富
多種多様な素材・サイズがあり、選択肢が多いのもトートバッグのうれしいポイントです。A4・A3・A5を基本として、大小さまざまなサイズから選べます。また形がシンプルなぶん、素材によって印象がガラッと変わるのも魅力の一つ。同じ形でも素材が変わればまったく異なるアイテムになるので、個性が演出できます。
トートバッグ素材の主な種類について解説
次に、トートバッグにおすすめの素材とその特徴を紹介します。
キャンバス
「キャンバス」とは、綿や麻などの素材を縦横の平織りにした厚手の生地。別名「帆布(はんぷ)」ともいい、独特のザラっとした特徴が特徴です。丈夫で軽いことから、トートバッグの生地として最もベーシックな素材の一つです。
綿
「綿」は平織りの薄手の生地であり「コットン」という呼び名でも知られています。さまざまな織り方がありますが、トートバッグによく使用されるのは、ざっくりとした「シーチング」と滑らかで光沢のある「ツイル」。耐久性はキャンバスに劣るものの、非常に軽量で単価の安い生地です。
ポリエステル
「ポリエステル」とは、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの石油由来の合成繊維です。薄くツルツルした質感でシワになりにくく、折りたためばコンパクトに収納できます。カラーバリエーションも豊富であり、ツヤ感のある鮮やかな発色が特徴です。
ナイロン
「ナイロン」とは、ポリアミドという合成樹脂から作られる化学繊維です。ポリエステルとよく似ていますが、より丈夫で艶やかであり、高級感があります。汚れにも強いため、普段使いからアウトドアまであらゆるシーンにフィットするでしょう。
不織布
「不織布」とは、繊維を人工的につなぎ合わせてシート状にした素材です。生産過程で織ったり編んだりする工程がないことから、その名前が付けられました。無数の小さな穴のあるポーラス構造となっており、毛羽立ちを感じる独特の見た目・触感と軽さ、高い通気性・吸水性が特徴です。
デニム
「デニム」とは、インディゴ染色した縦糸と白い横糸を綾織り(ツイル)した綿素材の一種。もともとは、作業着の生地として使用されていたほど丈夫です。さまざまな厚さがあり、オンス(OZ)という重さの単位で表記されます。カジュアルでおしゃれな印象の素材で、経年による色の変化も楽しみの一つです。
レザー
「レザー」とは、動物の皮もしくはそれを模して人工的に作られた合皮を指します。皮の種類や模様によって風合いが異なりますが、総じて強度が高く、高級感がある素材です。重厚感のある雰囲気で、透け感がなく風も通さないため、秋・冬シーズンのグッズの生地としてよく用いられています。
カゴ
「カゴ」とは、植物の繊維や皮を編んだ素材です。ラフィアや竹、籐(とう)などさまざまな植物から作られ、編み方で多彩なデザインが表現できます。丈夫で軽量、ナチュラルで涼しげな風合いから、夏季のアイテムやマリングッズなどの素材に最適です。
ポリキャンバス
「ポリキャンバス」とは、ポリエステル繊維を織ったキャンバス生地です。見た目は天然素材のキャンバス生地と変わりませんが、より丈夫かつ軽量化されています。耐水性も高く、プリントがきれいに発色するのも特徴です。
ビニール
「ビニール」とは、石油由来のプラスチック繊維の一種です。「PVC(塩化ビニール)素材」とも呼ばれ、軽量で柔軟性に富みます。水を弾き、汚れもつきにくいため、手入れも簡単です。安価かつ加工もしやすく、コストパフォーマンスのよい素材だといえます。
トートバッグ選び方のポイント
トートバッグには数多くの素材・形があるため、どのようなタイプがよいか判断するのは難しいもの。そこでここでは、3つの基準に分け、トートバッグの選び方を解説していきます。
使用目的に合わせて選ぶ
トートバッグを選ぶときは、用途や使用するシーンに適したものをチョイスするとよいでしょう。
買い物バッグなどカジュアルバッグ
最もポピュラーな使い方は、ショッピングの際に持ち歩くカジュアルバッグ。レジ袋の有料化に伴い、エコバッグとして使う方も少なくありません。間口とマチが広いものを選べば、使い勝手のよい買い物バッグになるはずです。また肩にかけることを想定すると、持ち手が長いほうがよいでしょう。小さく折りたためるトートバッグなら、コンパクトに収納できて持ち運びにも便利です。
ビジネスバッグ
トートバッグは、ビジネスシーンの利用もOKです。頑丈でたくさんの書類や資料を入れられるうえ、スムーズに出し入れできます。形がカジュアルな印象になりがちなので、レザーなどの高級感のある素材を選ぶと使いやすいでしょう。しっかりとしたマチが付いたトートバッグを選べば、出先などでモノを置くスペースがないときでも困りません。
ノベルティグッズ
トートバッグはノベルティの定番グッズの一つ。よく選ばれるのは、綿やポリエステル製のマチなしタイプのA4サイズです。単価が安く、印刷面も広いのでアピールに効果的。企業・ブランドのオリジナルグッズから個人制作の同人グッズまで、さまざまな用途に活用されています。
素材や耐久性をチェック
トートバッグは、素材によってイメージや耐久性が大きく変わります。カジュアルなイメージにしたいなら、キャンバスや綿、デニムがおすすめ。ナチュラルなカゴ素材や、中身が透けて見えるビニール製のトートバッグもトレンドです。落ち着いた印象にしたいときは、レザーやナイロンなどを選ぶことで高級感が演出できます。丈夫さで選ぶ場合は、キャンバスやナイロン、レザーなどがよいでしょう。
ファッションに合わせてデザインで選ぶ
トートバッグにはさまざまな形があるため、ファッションに合わせるならイメージに応じたデザインを選ぶことが大切です。ベーシックなフォルムもよいですが、おしゃれに使えるのは船底タイプや横マチタイプ。異素材ミックスのデザインや、長さの違う2種類の持ち手を付けて2weyで使えるトートバッグにするのもおすすめです。
素材別販促STYLEでの制作事例
ここからは「販促STYLE」の制作事例を素材別に紹介します。